奇跡のストーリー
帰ってきました
今から書くのは数々の奇跡の話。小さな奇跡が積み重なって大きな奇跡を生む。
そんなミラクルあるれる壮大な冒険ストーリーなのだ!
ちなみにこの記事の前の記事を読んでない方は前の記事を読んでください。
で、これから書くことは一部前の記事と同じ事を書きます。
まず、今から7時間前、最初の奇跡は起こった。
野幌の店舗での仕事を終えて、あとは帰るだけ。野幌駅に着き、駅員さんに尋ねる。
「ここから空港へは一回札幌に行った方がいいですかね?」
「そうですねえ、快速エアポートは札幌からしか出ていないし、白石は通過ですからねえ」
(路線上は白石という駅から逆方向が空港だが、札幌に戻った方がいいということである)
と、見ると次の札幌行きは18:18、その次は18:26。時刻は17分、改札から反対ホームまではかなりの距離がある。
かなりの余裕をみて空港に向かっているので(この時点では・・・)、あまり急ぐ必要もなく、(26分でいいや)と思ってると、
「お客さん、早く!走れば多分間に合いますよ!!」と駅員さん。
べつに急ぐつもりも無かったけど、そう言われちゃ~という感じで走り出す。何となく間に合いそうだったので、間に合いたくなる。
ギリギリで小樽行きの普通列車に乗れました。
そう、これが小さな奇跡の始まりです。
電車はガラガラ。ゆっくり座って札幌までのんびり。
空港では1時間程度余裕があるので、MAMAに頼まれている石屋製菓の「白いバウム」でも買って、ビールでも飲みながら(勤務終了ですので!)ご飯でも食べよっかなあ~ っと。
あ、ところで飛行機、20時半ぐらいだっけかな?10分ぐらいだったらあまり時間ないな。
ふと、そう思い、財布からチケットを出す。
目にしたチケットには
札幌→羽田 19:20出発
!!!!!!!!!!!!!!!!!
後に思えばこの時点で気がついたのが、2つ目の奇跡でした。この時点で気づいていなければ奇跡は生まれ無かったからです。
この前の記事で書いたとおり、頭は真っ白!今は18:28。札幌に着くのはあと10分ぐらい(たぶん)。そこから快速でも空港までは40分ぐらい・・・ つまり、空港に着くのは19:20 じゃああああすううううーーーーっとおおおおおおおおお なのである。
えーーーー、皆さんもご存じの通り、電車やバスと違って、飛行機は出発時間ぴったりについたところで、それはもうアウトという事なんです。
頭は混乱し、息も苦しくなるくらい焦り、車内で一人おろおろ・・・
しかし、人間窮地に立たされると、急に頭がさえてくるものなのだ!
おいらがその時思ったのは・・・
なんとかなる!
であった!こんなピンチの時、今まで結構なんとかなってきたのだ!今回もうまくいくはず!
決意を持ってまずは一呼吸。
とりあえず、携帯で札幌→新千歳空港 の時間を駅スパートで調べる。すると、18:40発→19:16着が最速。
現在、18:30。あと2駅。乗れるか? ちなみにその後は18:55発。これはもう完全にアウト。
次に104に電話。
デッキの無い電車なのでドア付近でこそこそと。
空港の番号を教えてもらい空港にテル。そういった事はANAにといわれ、今度はANAにテル。
電話がつながりパニック状態で現在の状況を話すおいら。
「お客様のお名前を教えて下さい」
「電話番号をお願いします」
「04◎◎・・・」と自宅の番号
「その番号では登録ありませんが・・・」
「じゃあ03◎◎・・・」と会社の番号
「その番号では登録ありませんが・・・」
「はあ?じゃあ090◎◎・・・」と携帯番号
「その番号でも登録ありませんが・・・」
イライラ&パニックで切れそうになるおいら。結局お客様照会番号で確認。最初っからそれにしろっちゅーねん!
「間に合わなそうなんですけど・・ 次の便に乗り換えられますか?」
「残念ながらお客様の購入された割引チケットでは、お乗り換えできません・・」
「ではどうすれば?」
「申し訳ありませんが、次の便でしたら席に余裕がありますのでお買い求めいただけますが。通常料金となります」
「いくらですか?」
「33,000円です」
「なんとかなりませんか?」涙声
「お客様一人をお待ちするわけにはいきませんので・・・・」
そうだよね。おいら一人の勘違いで何百人も待たせるわけには行きません。
「とりあえず、次の便はまだ100席ほど余裕がありますので、こちらに着いてからお求めになられてはいかがですか?一応伝えてはおきます」
という事で、電話は終了。
33,000円、3万3千円、3千3万円!、3千3万円!!
わけがわからなくなるおいらの頭。
さすがに自分のミス。会社は出してくれないだろう・・・
がっくりのおいらを慰める目で見る他の乗客たち。
そもそも、前回、前々回と、8時台の飛行機で帰ると、その後の電車が最終ギリギリになってしまうので、今回は7時台にしたのになあ という事をふと思い出した。
しっかーーーーし、しかしである!
まだ、飛行機は飛んでないじゃないか!まだ何とかなる!!
と、新たに決意し、札幌駅へ。
(万が一!万が一飛行機の出発が遅れるような事があれば・・・)
電車は札幌のホームに滑り込む。場内アナウンスでは「空港へ行かれるお客様、快速エアポートは18:55の発車です」。
しかし、6番線のホームには18:40の快速エアポートがまだいる!時刻は18:39!!
ホームを走る車内で階段に一番近いところまで移動。電車のドアが開くときは「日本ダービー」のゲートが開くジョッキーの心境。
開いた!
と同時に勢いよくスタートを切るおいら。階段を一つ飛ばしで降りる降りる!!
はち切れんばかりの心臓で今度は階段を昇る昇る!!
もしかしたら、この電車に乗ったところで間に合うかわからない・・・ というより、間に合わないのは確実な状況なのだが、なんとか最後の希望の為、スーツケースを担ぎ、昇る昇る!!
階段半分ぐらいで発車ベル、昇りきったところで「プシューーー」と扉のしまる音。
まってくださーーーーーーい!!
38歳!渾身の雄たけび!!
結果、半分ドアが手にかかり!ギリギリセーフ!!
これが3つ目の奇跡!
とんでもないのが乗ってきたと、どよめく車内。ゼーハーゼーハー息を整える38歳のおっさん。
その後はもう天に任せる気持ちでデッキでたたずむ。
途中車内をうろついていた車掌さんに「空港には何時に着きますか?」と聞くと、
「えーーーーっと、19時16分ですね」って、 ・・・うん、やっぱり。それ知ってる。
まあ、電車が奇跡的に早く着くわけもなく、時間通りなのは当たり前。
時間があるので空港に電話。
「すいません。羽田行きの◎◎便、遅れてたりしませんかね?」
「少々お待ち下さい・・・・ ・・・特にそのような事はないですね。只今お客様を機内にご案内中です」
ガーーーーン!最後の望みも断たれた・・・
車内で、MAMAに電話。事情を説明。「ちょっとーーー笑い事じゃないよー。3万も自腹ーー?」とお怒り気味。
半分やけになって、おっせーーーなーーこの電車!! と、むちゃくちゃな思いでひたすら空港に着くのを待つ。
19:16 空港に電車は到着、無理とは分かっていても改札をマッハで抜け、出発ロビーまでのエスカレーターを猛スピードで駆け上がる。
お土産店を抜け、手荷物検査所についたのが19:18分。
チケットを機械にあてると「STOP」の文字。
ハアハア、ゼイゼイ言いながら
「すみません、間に合わないですか?」
と、係員に聞くと、何人か出てきて軽い騒ぎに・・・
「少々お待ち下さい・・・」 と駆け足で何処かに電話をして確認してくれている係員。
(これは・・ なんとかなる?)
と、係りの人が戻ってきておいらに言ったのは・・・
「この飛行機もう飛んじゃいましたね」
「あ・・・ あはは・・・ ですよね」
失意のおいら。
「14番カウンターに行ってください」
と言われ、とぼとぼと歩く。
19時20分発で19時18分についてるのにーーー っと、普段ならクレーマー魂を見せるとこだが、さすがにこっちが悪い。
14番カウンターに着くと、隣にはおやじ2人組が。
「いや~間に合わなかったねえ。残念残念」
この人達も間に合わなかったらしい。こういう人結構いるのかな?
「お客様?次の便でよろしいですか?」笑顔の美人お姉さま。
(もう何でもいいので、とにかく帰れる次の便でいいや)とコクリ。
「前から5番目窓側、通路側どちらがよろしいですか?」
(どっちでもいいので)「通路側で」
「ANAカードをお持ちですか?」
(最近作ったので)「これで」
「カードをお返しします」
「すみません、領収証下さい」(念の為・・・)
「領収証・・ ですか?出ませんが」
「え?なんで??」
「・・・? お代はすでに頂いてますので」
「!!!!!」
「どういうことですか?」
そう!奇跡はそこで起こったのだ!!
「え?前のチケットのまま次のに乗れるってことですか?」
「はい」 その時のお姉さまの笑顔は忘れられません。
「え、でも電話では乗り換えは無理だって言われましたけど・・・」
「急いできて下さったから大丈夫です」
「ええーーー?そういう事!!!」
何だかわからないけど、とりあえずなんとかなっちゃいました。
次の便は20:40、ゆっくり買い物まで出来ちゃう・・・ え、ホント?
たぶんですが・・・
・次の飛行機のお客さんが少なかった
・ほんとにギリギリアウトだった
・ANAカードを持っていた
・必死さが伝わった
とかなのでしょうか?これまた多分の話ですが、となりのおじ様方はお金を取られていたような・・・
「まあ、自分が悪いんだからしかたねえよな」っとおっしゃっていたし。
とにかく、奇跡は起きたのでした!33,000円、払わなくってよかったあああああああーーーーっ。
ゆっくり買い物をして、悠々と次の便に乗り込んだのでした。
これの前の記事はそんな余裕の中、書いたのです。
33000円とられて、会社に請求しようとしてたらふざけた事書けないしね・・
それで飛行機がおっこちたらそれこそすごい運がないなあ・・・ っと思ったけど、もちろん無事羽田に着。
めでたし、めでたし となったのです。
そんな帰りの電車でイワさん(ワンピース登場キャラ)の言葉を思い出した。
奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りてこない!!!!
奇跡ナメんじゃないよォ!!!!
18:18の電車に乗ってなければ、到底無理だった・・・
札幌に向かう途中でチケットを見ていなければ急ぐ事はなかった・・・
必死のダッシュでも快速エアポートに乗れなかったら・・・
空港についてダッシュで手荷物検査所まで行かなかったら・・・
そんな奇跡のストーリー、書くのに2時間かかっちゃいました・・・
今から書くのは数々の奇跡の話。小さな奇跡が積み重なって大きな奇跡を生む。
そんなミラクルあるれる壮大な冒険ストーリーなのだ!
ちなみにこの記事の前の記事を読んでない方は前の記事を読んでください。
で、これから書くことは一部前の記事と同じ事を書きます。
まず、今から7時間前、最初の奇跡は起こった。
野幌の店舗での仕事を終えて、あとは帰るだけ。野幌駅に着き、駅員さんに尋ねる。
「ここから空港へは一回札幌に行った方がいいですかね?」
「そうですねえ、快速エアポートは札幌からしか出ていないし、白石は通過ですからねえ」
(路線上は白石という駅から逆方向が空港だが、札幌に戻った方がいいということである)
と、見ると次の札幌行きは18:18、その次は18:26。時刻は17分、改札から反対ホームまではかなりの距離がある。
かなりの余裕をみて空港に向かっているので(この時点では・・・)、あまり急ぐ必要もなく、(26分でいいや)と思ってると、
「お客さん、早く!走れば多分間に合いますよ!!」と駅員さん。
べつに急ぐつもりも無かったけど、そう言われちゃ~という感じで走り出す。何となく間に合いそうだったので、間に合いたくなる。
ギリギリで小樽行きの普通列車に乗れました。
そう、これが小さな奇跡の始まりです。
電車はガラガラ。ゆっくり座って札幌までのんびり。
空港では1時間程度余裕があるので、MAMAに頼まれている石屋製菓の「白いバウム」でも買って、ビールでも飲みながら(勤務終了ですので!)ご飯でも食べよっかなあ~ っと。
あ、ところで飛行機、20時半ぐらいだっけかな?10分ぐらいだったらあまり時間ないな。
ふと、そう思い、財布からチケットを出す。
目にしたチケットには
札幌→羽田 19:20出発
!!!!!!!!!!!!!!!!!
後に思えばこの時点で気がついたのが、2つ目の奇跡でした。この時点で気づいていなければ奇跡は生まれ無かったからです。
この前の記事で書いたとおり、頭は真っ白!今は18:28。札幌に着くのはあと10分ぐらい(たぶん)。そこから快速でも空港までは40分ぐらい・・・ つまり、空港に着くのは19:20 じゃああああすううううーーーーっとおおおおおおおおお なのである。
えーーーー、皆さんもご存じの通り、電車やバスと違って、飛行機は出発時間ぴったりについたところで、それはもうアウトという事なんです。
頭は混乱し、息も苦しくなるくらい焦り、車内で一人おろおろ・・・
しかし、人間窮地に立たされると、急に頭がさえてくるものなのだ!
おいらがその時思ったのは・・・
なんとかなる!
であった!こんなピンチの時、今まで結構なんとかなってきたのだ!今回もうまくいくはず!
決意を持ってまずは一呼吸。
とりあえず、携帯で札幌→新千歳空港 の時間を駅スパートで調べる。すると、18:40発→19:16着が最速。
現在、18:30。あと2駅。乗れるか? ちなみにその後は18:55発。これはもう完全にアウト。
次に104に電話。
デッキの無い電車なのでドア付近でこそこそと。
空港の番号を教えてもらい空港にテル。そういった事はANAにといわれ、今度はANAにテル。
電話がつながりパニック状態で現在の状況を話すおいら。
「お客様のお名前を教えて下さい」
「電話番号をお願いします」
「04◎◎・・・」と自宅の番号
「その番号では登録ありませんが・・・」
「じゃあ03◎◎・・・」と会社の番号
「その番号では登録ありませんが・・・」
「はあ?じゃあ090◎◎・・・」と携帯番号
「その番号でも登録ありませんが・・・」
イライラ&パニックで切れそうになるおいら。結局お客様照会番号で確認。最初っからそれにしろっちゅーねん!
「間に合わなそうなんですけど・・ 次の便に乗り換えられますか?」
「残念ながらお客様の購入された割引チケットでは、お乗り換えできません・・」
「ではどうすれば?」
「申し訳ありませんが、次の便でしたら席に余裕がありますのでお買い求めいただけますが。通常料金となります」
「いくらですか?」
「33,000円です」
「なんとかなりませんか?」涙声
「お客様一人をお待ちするわけにはいきませんので・・・・」
そうだよね。おいら一人の勘違いで何百人も待たせるわけには行きません。
「とりあえず、次の便はまだ100席ほど余裕がありますので、こちらに着いてからお求めになられてはいかがですか?一応伝えてはおきます」
という事で、電話は終了。
33,000円、3万3千円、3千3万円!、3千3万円!!
わけがわからなくなるおいらの頭。
さすがに自分のミス。会社は出してくれないだろう・・・
がっくりのおいらを慰める目で見る他の乗客たち。
そもそも、前回、前々回と、8時台の飛行機で帰ると、その後の電車が最終ギリギリになってしまうので、今回は7時台にしたのになあ という事をふと思い出した。
しっかーーーーし、しかしである!
まだ、飛行機は飛んでないじゃないか!まだ何とかなる!!
と、新たに決意し、札幌駅へ。
(万が一!万が一飛行機の出発が遅れるような事があれば・・・)
電車は札幌のホームに滑り込む。場内アナウンスでは「空港へ行かれるお客様、快速エアポートは18:55の発車です」。
しかし、6番線のホームには18:40の快速エアポートがまだいる!時刻は18:39!!
ホームを走る車内で階段に一番近いところまで移動。電車のドアが開くときは「日本ダービー」のゲートが開くジョッキーの心境。
開いた!
と同時に勢いよくスタートを切るおいら。階段を一つ飛ばしで降りる降りる!!
はち切れんばかりの心臓で今度は階段を昇る昇る!!
もしかしたら、この電車に乗ったところで間に合うかわからない・・・ というより、間に合わないのは確実な状況なのだが、なんとか最後の希望の為、スーツケースを担ぎ、昇る昇る!!
階段半分ぐらいで発車ベル、昇りきったところで「プシューーー」と扉のしまる音。
まってくださーーーーーーい!!
38歳!渾身の雄たけび!!
結果、半分ドアが手にかかり!ギリギリセーフ!!
これが3つ目の奇跡!
とんでもないのが乗ってきたと、どよめく車内。ゼーハーゼーハー息を整える38歳のおっさん。
その後はもう天に任せる気持ちでデッキでたたずむ。
途中車内をうろついていた車掌さんに「空港には何時に着きますか?」と聞くと、
「えーーーーっと、19時16分ですね」って、 ・・・うん、やっぱり。それ知ってる。
まあ、電車が奇跡的に早く着くわけもなく、時間通りなのは当たり前。
時間があるので空港に電話。
「すいません。羽田行きの◎◎便、遅れてたりしませんかね?」
「少々お待ち下さい・・・・ ・・・特にそのような事はないですね。只今お客様を機内にご案内中です」
ガーーーーン!最後の望みも断たれた・・・
車内で、MAMAに電話。事情を説明。「ちょっとーーー笑い事じゃないよー。3万も自腹ーー?」とお怒り気味。
半分やけになって、おっせーーーなーーこの電車!! と、むちゃくちゃな思いでひたすら空港に着くのを待つ。
19:16 空港に電車は到着、無理とは分かっていても改札をマッハで抜け、出発ロビーまでのエスカレーターを猛スピードで駆け上がる。
お土産店を抜け、手荷物検査所についたのが19:18分。
チケットを機械にあてると「STOP」の文字。
ハアハア、ゼイゼイ言いながら
「すみません、間に合わないですか?」
と、係員に聞くと、何人か出てきて軽い騒ぎに・・・
「少々お待ち下さい・・・」 と駆け足で何処かに電話をして確認してくれている係員。
(これは・・ なんとかなる?)
と、係りの人が戻ってきておいらに言ったのは・・・
「この飛行機もう飛んじゃいましたね」
「あ・・・ あはは・・・ ですよね」
失意のおいら。
「14番カウンターに行ってください」
と言われ、とぼとぼと歩く。
19時20分発で19時18分についてるのにーーー っと、普段ならクレーマー魂を見せるとこだが、さすがにこっちが悪い。
14番カウンターに着くと、隣にはおやじ2人組が。
「いや~間に合わなかったねえ。残念残念」
この人達も間に合わなかったらしい。こういう人結構いるのかな?
「お客様?次の便でよろしいですか?」笑顔の美人お姉さま。
(もう何でもいいので、とにかく帰れる次の便でいいや)とコクリ。
「前から5番目窓側、通路側どちらがよろしいですか?」
(どっちでもいいので)「通路側で」
「ANAカードをお持ちですか?」
(最近作ったので)「これで」
「カードをお返しします」
「すみません、領収証下さい」(念の為・・・)
「領収証・・ ですか?出ませんが」
「え?なんで??」
「・・・? お代はすでに頂いてますので」
「!!!!!」
「どういうことですか?」
そう!奇跡はそこで起こったのだ!!
「え?前のチケットのまま次のに乗れるってことですか?」
「はい」 その時のお姉さまの笑顔は忘れられません。
「え、でも電話では乗り換えは無理だって言われましたけど・・・」
「急いできて下さったから大丈夫です」
「ええーーー?そういう事!!!」
何だかわからないけど、とりあえずなんとかなっちゃいました。
次の便は20:40、ゆっくり買い物まで出来ちゃう・・・ え、ホント?
たぶんですが・・・
・次の飛行機のお客さんが少なかった
・ほんとにギリギリアウトだった
・ANAカードを持っていた
・必死さが伝わった
とかなのでしょうか?これまた多分の話ですが、となりのおじ様方はお金を取られていたような・・・
「まあ、自分が悪いんだからしかたねえよな」っとおっしゃっていたし。
とにかく、奇跡は起きたのでした!33,000円、払わなくってよかったあああああああーーーーっ。
ゆっくり買い物をして、悠々と次の便に乗り込んだのでした。
これの前の記事はそんな余裕の中、書いたのです。
33000円とられて、会社に請求しようとしてたらふざけた事書けないしね・・
それで飛行機がおっこちたらそれこそすごい運がないなあ・・・ っと思ったけど、もちろん無事羽田に着。
めでたし、めでたし となったのです。
そんな帰りの電車でイワさん(ワンピース登場キャラ)の言葉を思い出した。
奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りてこない!!!!
奇跡ナメんじゃないよォ!!!!
18:18の電車に乗ってなければ、到底無理だった・・・
札幌に向かう途中でチケットを見ていなければ急ぐ事はなかった・・・
必死のダッシュでも快速エアポートに乗れなかったら・・・
空港についてダッシュで手荷物検査所まで行かなかったら・・・
そんな奇跡のストーリー、書くのに2時間かかっちゃいました・・・
2010-04-25 01:29
nice!(0)
コメント(4)
いや~
すごいです(o≧▽≦)o
感動しました。
えりまね!
感動をありがとう!
by らび (2010-04-26 00:01)
らびさん、感動していただけましたか!なんだか嬉しいです。
どん底から、ラッキーなことになるとそりゃもう快感ですよ~
らびさんにも奇跡あれ!
by せきぐちAM (2010-04-27 01:00)
すごい!俺なら絶対諦めてるよ。多分夜行バスで帰るはず。北海道はないっけ?
by さとる (2010-04-28 08:22)
すごいっしょ?バスだと1日ぐらいかかっちゃうとおもうよ・・・
by せきぐちAM (2010-04-28 11:49)